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P.ヤルヴィ指揮マスタークラスを参観する [音楽]

先日、東京・南池袋の東京音楽大学で開かれたパーヴォ・ヤルヴィ氏によ指揮の「公開マスタークラス」を観覧しました。
マエストロ・ヤルヴィは現在、NHK交響楽団の首席指揮者をはじめ、世界各地のオケを振っている人気指揮者で、マスタークラスは去年2月以来、1年4カ月ぶりの開催。
「マスタークラス」とは選抜された学生を対象にした公開授業で、今回は東京音大1人、東京芸大3人の合計4人の学生が受講しました。

img_Paavo201706.jpg

8月にNHK Eテレの番組「クラシック音楽館」内で放送されるということなので、詳細はそちらをお待ちいただきたいのですが、個人的に印象に残ったのは以下のようなポイントでした。
1) 指揮者は俳優であれ
2) 機械的にビート(拍)を振る必要はない
3) 音楽のキャラクター・流れを示せ
4) よい指揮者は演奏者のベストを引き出す
5) 顔・体・手(棒)のすべてを使って伝えよ
6) 演奏者と「つながれ」
7) 中空を漠然と見るのではなく演奏者の目を見よ

どれも「なるほど」という事柄ばかりなのですが、なかなか難しいんですよね…。

そして、マスタークラスの最後に、進行役の東京音大・広上淳一教授がマエストロ・ヤルヴィに「指揮者への道はどんな道ですか?」と聞きました。
マエストロの答えは…
「指揮者は『なるべくしてなる』ものであって、それ以外の道はない。指揮者は『職業として選択する』ものではない」というようなものでした。

ちなみに、マエストロ・ヤルヴィの父親も著名な指揮者です。
物心ついた時から、音楽が身近にあったそうです。

この答え、指揮者の故・岩城宏之氏の著書、『指揮のおけいこ』にある話に通じるものがあるような気がします。
曰く…
一、指揮を習うことはできない。
二、指揮を教えることはできない。
三、指揮者には、なるヤツだけがなれる。
四、指揮者になれないヤツは、なれない。
…というものです。
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